当センターの紹介・特色

脊椎センターでは腰や首の病気を専門的に治療します。
問診・診察ののち、MRIなどの検査をもとに患者さんと相談しながらできるだけお体への負担が少ない治療を提案します。
様々な薬を組み合わせることで改善することが多いですが、脊髄神経は一度損傷すると回復が難しい組織であるため、麻痺や症状の遷延・進行が予測される場合には早期の手術療法が勧められます。
手術に対する不安が強く、我慢し続けている患者さんや「年だからしょうがない」とあきらめている患者さんの声を耳にすることがあります。
脊椎分野の診断・手術技術の進歩は目覚ましく、高齢のかたでも安全に手術が受けられるようになっています。
当脊椎センターでは顕微鏡、内視鏡など最新の機器を揃えており、あらゆる技術に精通した脊椎専門医が複数在籍しておりますので、脊椎疾患でお困りの方や手術を受けるかお悩みの方はお気軽にご相談ください。

対象疾患

腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎椎間板ヘルニア
胸椎・腰椎圧迫骨折
頚椎症性脊髄症・神経根症、頚椎椎間板ヘルニア　など

お気軽にご相談ください

手術実績

2023年4月～2024年3月

脊椎手術実績	222件
腰椎椎間板ヘルニア摘出術	11
内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術（FESS/MED）	30
腰椎開窓術	49
内視鏡下腰椎椎弓形成術（MEL）	4
腰椎椎体間前・後方同時固定術（XLIF/Crestline）	33
腰椎椎体間後方固定術（PLIF/TLIF）	27
経皮的椎体形成術	21
胸腰椎後方固定術	13
胸椎除圧固定術	3
頚椎椎間板ヘルニア摘出術	1
頚椎椎弓形成術	21
頚椎後方固定術	3
その他（抜釘、感染など）	6

腰椎椎間板ヘルニアに対する手術

腰部脊柱管狭窄症に対する手術

腰椎変性すべり症、腰椎変性後・側弯症などに対する手術

骨粗鬆性椎体椎体骨折に対する手術

外来担当表

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診察の順番は、1階総合受付での順となります。診察スケジュールは変更になる場合がありますので、なるべく事前にご確認ください。

089-936-2496（脊椎センター・整形外科共通）

スタッフ紹介

副院長兼救急部長村上　貴文

専門分野	脊椎脊髄疾患
学会認定等	日本整形外科学会専門医日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医日本脊椎脊髄病学会指導医
趣味	サックス演奏、野球観戦
メッセージ	愛媛大学医学部医学科卒業後、愛媛県立中央病院に３年間勤務。その後京都で11年間脊椎疾患の診療に従事し、800件を超える脊椎手術を行ってきました。脊椎疾患とは脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、圧迫骨折といった背骨が原因でおきる病気のことです。首の痛み、腰の痛み、手足のしびれなどの症状がある患者さんはそういった病気の可能性があります。治療の基本はまずは保存治療（投薬、ブロックなど）です。適切な治療を行えば手術しなくても痛みやしびれが改善する患者さんもいますので、お気軽にご相談ください。

脊椎センター長日根野　翔

専門分野	脊椎疾患
学会認定等	日本整形外科学会専門医日本整形外科学会認定脊髄病医日本脊椎脊髄病学会指導医日本脊椎脊髄病学会専門医日本整形外科学会脊椎内視鏡下手術・技術認定医（2種）日本骨粗鬆症学会認定医
趣味	ギター弾き語り
メッセージ	同僚の村上先生とは今治西高、愛媛大学、愛媛県立中央病院を共に過ごした息の合ったコンビです。京都大学大学院ではiPS細胞の研究に触れ、滋賀県長浜市の伊吹山（ヤマトタケルノミコトも敵わない神の住む）の麓にある市立長浜病院では杉本医師の下脊椎手術の修行に励みました。さらに関西トップレベルの脊椎手術件数を誇る大室整形外科で経験を重ね、このたび愛媛に帰って参りました。脊椎疾患でお悩みの患者さんを笑顔にするため、誠心誠意診療に励みたいと思います。患者さん毎に確実性が高く、できるだけお体の負担が少ない治療を提案しますので、首や腰の病気でお悩みの方は一度ご相談ください。

和田　英路（非常勤医師）

専門分野	脊椎・脊髄外科
学会・資格等	大阪大学臨床教授日本整形外科学会整形外科専門医・認定脊椎脊髄病医・脊椎内視鏡下・手術技術認定医日本脊髄脊椎病学会脊椎脊髄外科専門医・脊椎脊髄外科指導医・評議員日本脊髄外科学会脊椎脊髄外科専門医日本リハビリテーション医学会認定臨床医 BKP（バルーン椎体形成術）認定医ハイブリッド手術室脊椎手術研究会世話人大阪脊柱靱帯骨化症友の会相談医兵庫県OPLL患者友の会協力指導医中部日本整形外科災害外科学会 Cervical Spine Reserch Society Asia-Pacific Section　Best Doctors in Japan 2014-2023
メッセージ	「心をこめて」、日々の診療を行います。