選択項目検査

別途料金が必要になりますが、人間ドックや一般健診に追加できる検査項目です。選択項目の中には、検査結果が判明するまでに10日前後かかる検査も含まれています。ドックを受けない方でも選択項目のみの受検も可能です。なお、選択項目申し込み時には別途文書代 1,000円(税別)がかかります。

 選択項目は自由に組み合わせていただいて構いません。気になることがあるけど検査をどう組み合わせてよいか分からない方は、スタッフにご相談ください。選択項目は全て予約検査になりますので、健診をお申し込みの際にお申し出ください。

選択項目検査と料金

検査項目 費用(税別、単位:円)
がん検診 子宮頸がん検査(内診、細胞診、超音波検査) 3,000
乳がん検査(視触診) 2,000
マンモグラフィー(視触診を含む) 5,000
胃部X線 13,000
胃内視鏡(感染症別途) 14,000
腫瘍マーカー CEA(大腸がんの検査) 2,100
AFP(肝がんの検査) 2,100
PIVKA-Ⅱ(肝がんの検査) 2,500
CA19-9(膵がんの検査) 2,500
エラスターゼ-1(膵がんの検査) 2,400
PSA(前立腺がんの検査) 2,400
CA15-3(乳がんの検査) 2,100
CA125(子宮がんの検査) 2,600
SCC抗原(子宮・食道・肺がんの検査) 2,100
シフラ(肺がんの検査) 2,800
がんリスク検査 アミノインデックスがんスクリーニング検査(AICS検査) 22,500
アミノインデックスリスクスクリーニング検査(AIRS検査) 22,500
ABC検診(ペプシノゲン+ピロリ菌抗体) 4,500
CT検査 頭部 13,600
胸部 14,600
腹部 15,200
内臓脂肪測定(腹部CTあり) 2,000
内臓脂肪測定(腹部CTなし) 3,000
血液型 ABO型、Rh型 500
感染症 肝炎ウイルス検査(HBs抗原・抗体、HCV抗体) 2,930
HIV(エイズ検査) 3,000
眼圧検査 1,000
眼底検査 700
簡易聴力検査 500
甲状腺 甲状腺超音波検査 3,000
甲状腺機能検査(TSH、FT3、FT4) 6,000
呼吸器 胸部XP 2,000
肺機能検査 1,600
睡眠時無呼吸症候群検査 3,000
循環器 心電図 1,500
血管年齢検査 1,500
頚動脈超音波検査 3,500
ペプシノゲン検査 2,000
血中ピロリ菌抗体検査 2,500
大腸 便潜血(1回法) 800
肝・胆・膵 腹部超音波検査 5,300
肛門 肛門検査 1,400
更年期検査 FSH、LH、エストラジオール 5,940
骨密度(骨粗鬆症) 1,400
脳梗塞・心筋梗塞
発症リスク検査
ロックス・インデックス検査
(LOX-index検査)
12,000

検査内容

子宮頸がん検査

 内診と細胞診の検査をします。内診は、子宮、卵巣、膣などを医師が診察します。細胞診は子宮頚部や内膜の細胞を綿棒でこすって採取し、顕微鏡でがん細胞の有無を調べます。ドック健診の方は超音波検査も同時に行っております。子宮がんには、子宮の入り口部にできる子宮頸がんと、子宮の奥の部分にできる子宮体がんがあります。子宮体がん検査をご希望の方は、婦人科受検時にお申し出ください(別途料金必要)。

  • 子宮がん・卵巣がんが心配な方は、子宮がん細胞診検査に、子宮がんや卵巣がんで上昇する腫瘍マーカーのSCC抗原とCA125を追加検査されるといいでしょう。

乳がん検査(視触診)

 乳房やわきの下にしこりがないか、医師が乳房やわきの下を直接さわって調べる検査です。

マンモグラフィー

 乳房専用のX線装置を用い、乳房を片方ずつ、上下、左右の2方向からそれぞれ板で挟んだ状態で撮影します。乳房を圧迫するため多少の痛みがある場合がありますが、視触診だけでは発見できないしこりや石灰化といわれるカルシウムの沈着など、乳がんに特徴的な所見をとらえることができます。乳房超音波検査と併用すると診断精度がさらによくなります。乳がんの早期発見のために、40歳以上では、2年に1度のマンモグラフィー検診が勧められています。

胃部X線

 食道・胃・十二指腸の内面を造影して調べる検査です。飲み込んだバリウムの流れや内面に付着したバリウムをX線でみることで、消化管の内面の突起(腫瘤)やくぼみ(潰瘍)の有無がわかります。

胃内視鏡

 口から内視鏡(胃カメラ)を入れ、食道・胃・十二指腸の内面を直接観察する検査です。バリウム検査では分からない小さな病変の発見に有効です。病変が見られた場合、病変の一部を採取し病理組織検査を行うこともあります。

腫瘍マーカー

 がんができると、健康な時には見られない特殊な物質が産生されて血液の中に出現します。これらの物質を測定することにより、がんの経過や診断の手がかりとします。臓器特有のものとそうでないものとあるため、いくつかを組み合わせて検査します。早期のがんがあっても腫瘍マーカーが上昇しないこともあります。レントゲン検査、CT検査、超音波検査などの画像検査と組み合わせて検査されることをお勧めします。

CEA 大腸がんの指標となる腫瘍マーカーです。各種のがんでも上昇します。加齢や喫煙などでも上昇します。
AFP 肝細胞がんの指標となる腫瘍マーカーです。
PIVKA-Ⅱ 肝細胞がんの指標となる腫瘍マーカーです。
CA19-9 膵・胆嚢がんの指標となる腫瘍マーカーです。膵炎などでも上昇することがあります。
エラスターゼ-1 膵がんの指標となる腫瘍マーカーです。
PSA 前立腺がんの指標となる腫瘍マーカーです。前立腺炎や前立腺肥大症などでも上昇することがあります。
CA15-3 乳がんの指標となる腫瘍マーカーです。
CA125 卵巣がん・子宮がんの指標となる腫瘍マーカーです。子宮内膜症や子宮筋腫などでも上昇します。
SCC抗原 子宮がん・食道がん・肺がんの指標となる腫瘍マーカーです。
シフラ 肺がんの指標となる腫瘍マーカーです。
  • 胃がんや大腸がんが心配な方は、胃部X線検査・胃内視鏡検査、便潜血検査に、消化器がんで上昇する腫瘍マーカーのCEAを追加検査されるといいでしょう。
  • 肝がんが心配な方は、腹部超音波検査や腹部CT検査に、肝がんで上昇する腫瘍マーカーのAFP、PIVKA-Ⅱを追加検査されるといいでしょう。
  • 膵がんが心配な方は、腹部超音波検査や腹部CT検査に、膵がんで上昇する腫瘍マーカーのエラスターゼ-1、CA19-9を追加検査されるといいでしょう。
  • 前立腺がんが心配な方は、前立腺がんで上昇する腫瘍マーカーのPSAを検査されるといいでしょう。PSA検査は感度の高い検査ですので、腫瘍マーカーの検査だけでがんのスクリーニング検査になります。男性の方は、50歳を過ぎたらPSA検査を受けることをお勧めします。

アミノインデックスがんスクリーニング検査(AICS検査)

 AICSは血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがんである人のアミノ酸濃度のバランス違いを統計的に解析することによって、がんであるリスク(可能性)を評価する検査です。胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん(男性のみ)、膵臓がん、乳がん・子宮卵巣がん(女性のみ)を対象としたリスクについて予測することができます。「ランクA(がんであるリスクが低い)」「ランクB」「ランクC(がんであるリスクが高い)」の3段階に分類されます。がんであるリスクが高いランクCと判定された場合は精密検査が必要です。がんであるか否かをはっきりと判断するものではありませんが、腫瘍マーカーが上昇しない早期のがんが発見されることがあります。検査結果の報告に10日から2週間程度かかります。

 膵臓がんは、早期発見が難しく、約6割が手術不能な進行がんの段階で発見されるため、5年生存率が約7%と難治性のがんといわれています。アミノインデックス検査を利用することで、膵臓がんが手術可能な早期がんの段階で発見される可能性が期待されます。

アミノインデックスリスクスクリーニング検査(AIRS検査)

 1回の採血で現在がんである可能性を評価する従来の「AICS検査」に、4年以内の糖尿病発症リスクと血液中の必須・準必須アミノ酸濃度に基づく栄養状態の評価を行う「アミノインデックス生活習慣病リスクスクリーニング検査(AILS検査)を追加した検査です。検査費用は、従来のAICS検査と同じです。

ABC検診

 ピロリ菌の抗体検査と胃粘膜の萎縮の程度を調べるペプシノゲン検査を組み合わせて、胃がんになりやすいかについてリスク(可能性)を評価する検査です。A群(健康的な胃粘膜)、B群(少し弱った胃粘膜)、C群(弱った胃粘膜)、D群(かなり弱った胃粘膜)の4段階に分類されます。C群やD群は胃がんの高リスク群で、C群やD群と判定された場合は胃内視鏡検査による精密検査を受けることをお勧めします。胃がんがあるか否かをはっきりと判断するものではありませんが、C群やD群ではおよそ2%の確率で胃がんが見つかるとの報告があります。また、B群やC群と判定された方は、ピロリ菌感染が疑われます。ピロリ菌感染は胃粘膜の萎縮や胃がんの発生に影響を及ぼすので、胃内視鏡検査を受けて、除菌治療を受けることをお勧めします。

CT検査

 CT検査とは、X線を使った多方向から体の断面を撮影する検査です。呼吸による撮影部位のずれが少ないため、微小な病変の発見に有効です。胸部X線では心臓の影になって見えにくい部分もよくわかるため、肺などの病気の早期発見に有効です。腹部超音波検査では胃や腸の影になって見えにくい部位もよくわかるために、膵臓や腎臓の病気の診断精度が上がります。

内臓脂肪測定

 内臓脂肪は、お腹の中に貯まる代謝の活発な脂肪であり、高血糖、高血圧、脂質異常などの生活習慣病を起こす大きな原因となっています。特に、内臓脂肪が蓄積し、生活習慣病が重なって引き起こされ、動脈硬化の危険が高まった状態を「メタボリックシンドローム」と呼び、心臓病や脳卒中など命にかかわる病気を招きます(メタボリックシンドロームの診断基準では、内臓脂肪を測定するかわりに腹囲のサイズで代用しています)。診断基準では、男女とも内臓脂肪面積が100cm²以上を危険としています。メタボリックシンドロームと判定された方は、運動と食習慣の改善で、肥満、メタボを解消しましょう。

肝炎ウイルス検査

 肝炎ウイルスに感染していると、肝硬変や肝がんになる危険性が高くなります。B型肝炎の抗原・抗体、C型肝炎の抗体などを調べる検査です。過去に輸血を受けたことがある方、50歳以上の方にお勧めです。

甲状腺機能検査

 甲状腺で作られる甲状腺のホルモンなどを調べる血液検査です。甲状腺ホルモンはエネルギー代謝の調節や細胞の新陳代謝を活発にする働きがあります。ホルモンが不足すると、皮膚乾燥、むくみ、寒がり、体重増加など甲状腺機能低下症状がみられます。ホルモンが過剰になると、動悸、発汗、ふるえ、倦怠感、体重減少など甲状腺機能亢進症状がみられます。

  • 甲状腺の病気が心配な方、動悸がする方、脂質異常症を指摘されている方、疲れやすくむくみが気になる方は、甲状腺超音波検査に甲状腺機能検査を追加検査されるといいでしょう。

肺機能検査

 肺が正常に働いているかどうかを調べる検査です。スパイロメータという器具を使用し、肺活量や1秒量などを測定することで呼吸器疾患の診断や早期発見に役立ちます。1秒量の結果から、肺年齢を推定することができます。喫煙者の方にお勧めです。

睡眠時無呼吸症候群検査

 大きなイビキをかく、朝起きると頭痛やだるさを感じる、日中いつも眠い、居眠り運転をよく起こしそうになる、こんな症状はありませんか?睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。日中の眠気のために、仕事に支障をきたしたり、居眠りによる事故を起こしたりします。睡眠時に呼吸が止まっている程度を調べる検査です。携帯用の装置をお持ち帰りいただき、自宅で就眠時に測定を行っていただきます。検査結果の報告に10日から2週間程度かかります。

血管年齢検査

 両腕と両足首の血圧を測る簡単な検査です。心臓からの拍動が足首に届くまでの速度から動脈硬化の程度を調べます。足首と腕の血圧の比から、下肢の動脈に狭窄などの血行障害がないか調べます。

  • 動脈硬化が気になる方は、下肢の血管の動脈硬化を調べる血管年齢検査に頚動脈の動脈硬化を調べる頚動脈超音波検査を追加されるといいでしょう。

頚動脈超音波検査

 超音波を頚動脈(首の動脈)にあてて、頚動脈の狭窄やプラーク(血管壁に見られる隆起)の有無、頚動脈の壁の厚みを測定する検査です。頚動脈の動脈硬化の程度がわかるので、全身の動脈硬化の程度を推測したり、脳梗塞などの脳血管疾患の危険性などを判定したりする検査です。

ペプシノゲン検査

 血液中のペプシノゲンの量を測ることによって、萎縮性胃炎の程度を調べる検査です。ペプシノゲンはたんぱく質を消化する酵素のもとになる物質で、血液中の量が減少すると胃粘膜の萎縮も強くなり、萎縮が強いほど胃がんになりやすいと言われています。萎縮性胃炎・ピロリ菌感染・胃がんなどのスクリーニングに適しています。

血中ピロリ菌抗体検査

 ピロリ菌は胃粘膜の萎縮や胃がんの発生に関係しているといわれています。ピロリ菌に感染すると血液中に抗体ができるので、血液検査でその抗体の有無を調べます。胃内視鏡検査を受けない方にお勧めです。ピロリ菌の除菌治療を受けた方は治療後も血液中に抗体が残るので、血中ピロリ菌抗体検査では現在のピロリ菌感染の有無の判定が困難になることがあります。現在のピロリ菌感染の有無を知りたい方は、便中ピロリ菌抗原検査を受けることをお勧めします。

便潜血(1回法)

 大腸のポリープやがんからは微小な出血が起きていることがあります。便に消化管から出た血液が含まれていないかどうかを調べる検査です。大腸がんやポリープの早期発見に有効です。事前に容器をお渡しします。便を取っていただき、受検当日御持参ください。

腹部超音波検査

 肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓などの内臓の病気の有無を超音波を用いて調べます。胃や腸などの消化管の検査には適していませんので、胃の検査などとの併用をお勧めします。

肛門検査

 肛門から直腸の指診を行い、指の届く範囲に腫瘍などがないかどうか調べる検査です。

更年期検査

 更年期障害の原因はホルモンバランスの乱れといわれています。ホルモン濃度により、更年期障害が起こっているのかどうかを知ることができます。FSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体化ホルモン)、E2(エストラジオール)を調べます。E2(エストラジオール)は女性ホルモンであるエストロゲンの主要成分です。エストロゲンが減ると、脳下垂体前葉から分泌されるFSH、LHが増えるという相関関係にあります。

  • 女性ホルモンの低下によって骨密度も低下します。更年期の方には、ホルモン検査と同時に骨密度も調べることをお勧めします。
  • 自覚症状が気になる方は、治療が必要となる場合があります。婦人科でご相談されることをお勧めします。

骨密度

 骨塩量(骨の中のカルシウムなどの量)を測定し、骨の強度を計る検査です。骨粗鬆症になりやすい閉経後の女性にお勧めです。骨塩量が70%以下の場合、骨粗鬆症と診断されます。

ロックス・インデックス検査(LOX-index検査)

 血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が酸化ストレスによって変性した超悪玉コレステロール(LAB)と血管の炎症を引き起こすLOX-1という物質を測定して、将来の脳梗塞・心筋梗塞を発症するリスクを算出します。動脈硬化が進行してしまう前からの予防のための指標としていただける検査です。動脈硬化が心配な方にお勧めの検査です。検査結果は専用の報告書でお返しし、詳しい解説冊子もご提供します。


2021 © Shinsenkai Matsuyama Madonna Byoin

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